2010年08月19日 (木) | 編集 |

《いじめっ子は いじめられっ子の 変わり身だ》
※【攻撃者との同一化】
『弱い犬ほどよく吠える』 の例えに似て
*怖い相手を自分の分身にすることによって、恐怖を乗り越えようとする防衛
・いじめられっ子がいじめっ子になる
・子どもの怪獣遊び
・注射の怖い子が妹をつかまえてお医者さんごっこをする
・ユダヤ人が内部告発をしてナチス側に就く
【同一化】
*自分の尊敬する人を自分の(P)に取り入れ、自分と同一化することで自我の弱さを補強する

・尊敬する人の洋服の趣味、口調、動作まで真似る
・聖子ちゃんカット ベッカムカット
・結婚相手に父親に似た男性を選ぶ
・子どもが入試に失敗して落ち込んでしまうと、自分も寝込んでしまう親。子どもに同一化
・自分がなれなかったピアニストになる夢を子どもに託しレッスンにうるさい。子どもに同一化
・嫁として当たり前と思っている夫。母親と同一化
(時には娘として、彼女としてみると5:5の関係になれる)
中学校に進級した麗香さんは、一週間で不登校になってしまいました。
理由は友だちが出来ないから。
小学校では友だちもいて、楽しく過ごすことができました。
麗香さんは一人っ子です。小学校の時の友だちも一人っ子でした。
母との親密な関係で育った麗香さんは、学校という集団生活ではとても不安を抱いていました。
たまたま麗香さんと同じような心の不安をもった一人っ子の友だちと出会い、お互いに頼りにするようになり小学校生活は楽しく過ごせました。
麗香さんは母親に大事にされたように、友だちのことを心配したり世話をする。
友だちも同じように麗香さんに対してそのような気持ちで接してくれる。
お互いに「お母さん」になって相手の世話をしたり、面倒を見たりする。
友だちに対して麗香さんは、母親に【同一化】して、母親が可愛がってくれたように友だちに接し、友だちもまた母親が自分を可愛がるように、麗香さんの母親になって世話をする。
二人は心の頼り手を見つけることで、母親からの分離不安を乗り切り、小学校の集団にはなじめるようになった。
★
【同一化】→【 同一視】 【取り入れ】 ともいう
*落ち込んだ時、自分の周りの落ち込んでいる人を排除するのではなく
FCの高い人に会って【取り入れ】ましょう。
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2010年08月06日 (金) | 編集 |

《先延ばし 一時しのぎで ストレスに》
「レポートの〆切までにまだ1週間あるから」
「ダイエットはやっぱり明日からにしよう」
ついついやってしまう 【先延ばし】
心の中で一人でやる ”やりとり”
一人でやる 交流分析の 『ゲーム』です
『1人ゲーム』の時 自我状態 (P)(A)(C) のどれが主導権をにぎっているのか見てみましょう

C: ブログのネタが思いつかなくて・・かきたくないなぁ
P: もう何日空けているの、さっさとやりなさいよ
C: やる気が出ない
P: やると決めたんでしょ!
C: じゃあ 明日がんばるよ
P: また延ばした・・グズ
C: ・・あ~ぁ (憂うつ)
一見 批判的な(P)が無力な子どもの心(C)を抑えつけているように見える。
しかし結末は、(C)が勝利を収めています。
憂うつに凹んでいる(C)が、自ら何の行動もせず以外にも(P)を牛耳っている。
★
嫌な気分に陥ると分かっているのにやってしまう先延ばし
先延ばしで、心理的ストレスを避ける
それが習慣化してしまうと、いつでも先延ばしが起こり得る
2010年08月02日 (月) | 編集 |

《ブレイクで 自分の心理 確認を》
※朝のコーヒータイム
ボトムレスカップにどれだけのコーヒーが入っていますか?

* 今の満足度
〔自己投影〕
※大切な会合、仕事、約束 に出かけました。
時計を忘れていることに気づきました。
ゆとりのある時間ですが、取りに戻りますか? どうしますか?

* 恋人を失ったとき
〔投影〕
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